109問目 CFP試験 独学用 タックスプランニング 株式の譲渡所得

CFP 過去問題 タックスプランニング

たろさんの2021年中の株式の譲渡等の内容は以下の通りである。たろさんの2021年分の所得税の確定申告における譲渡所得の金額はいくらか?

なお、所得税の確定申告不要を選択できるものについては、全て申告不要を選択するものとする。また、たろさんはこれまでに下記の表以外の株式等の取引を行なっていないものとする。

(問題文言葉足らず⇨譲渡所得の金額が最も少なくなるように計算すること)

注1 たろさんは、従前からGX証券会社に特定口座(源泉徴収選択口座以外に該当)を開設しており、G Q株式の取引を行なっている。なお、本年中にGX証券会社で行われた取引はGQ株式の譲渡のみである。

注2  たろさんは、従前からGY証券会社に特定口座(源泉徴収選択口座に該当)を開設しており、GR株式の取引を行なっている。なお、本年中にGY証券会社で行われた取引はGR株式の譲渡のみである。

注3 たろさんは、従前からGZ証券会社に一般口座(少額投資非課税制度には該当しない)を開設しており、GT株式の取引を行なっている。なお、本年中にGZ証券会社で行われた取引はGT株式の譲渡のみである。

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①GQ株式の損益 180万円ー220万円=▲40万円

GX証券会社の特定口座は源泉徴収を選択していないが、損失が生じているため、申告をする必要はない。しかし、GT株式の利益が出ているため、申告する方が有利である。

②GR株式の損益  370万円ー300万円=70万円

源泉徴収を選択した特定口座における譲渡所得は原則として確定申告不要である。

③GT株式の損益  250万円ー190万円=60万円

GZ証券会社の口座は一般口座であるため、確定申告をする必要がある。

従って、譲渡所得の金額(通算後) ①+③=▲40万円+60万円=20万円

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